3月10日(水)キリスト教講座が行われました。
「教会について」をテーマに、毎回勉強をしていますが、今回は少し離れて、カリスマについて考えました。
参加者のみなさまからいただいた感想をどうぞご覧ください。
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日頃から教会の中で「カリスマ」という言葉を耳にすることはありますが、果たしてそれが一体何を指しているのかがよくわからないまま日々を過ごしてきました。結局のところ、今回の講座を通しても「カリスマ」とはなんであるか、という問いに対する明確な答えを得ることはできませんでした。しかし、答えがすぐに手に入らないことは決して悪いことではないように思います。むしろ生きていく中で、自分や自分の周りの人にどのような「カリスマ」があるのかを見出すのと同時に、そもそも「カリスマ」がなんであるのかを常に考え、感じ取り、体験していくことが大切なことなのかもしれない、と思いました。
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今回の講座では、前回に引き続き「カリスマ」について、より深く、例を挙げながら教えて頂きました。自分では分からないカリスマも、人から見つけてもらうことがあるのだと聞き、確かにそうだと感じました。また同時に、自分も同じように人のカリスマを見つけてゆけばいいと教わり、そういった相互の関わりの中で、カリスマが出来上がっていくのだと、改めて感じることができました。すると、カリスマというのは何か初めから定型化されたものではなく、時代や状況、各人に沿って変化し、それはある種、今ある私と同じように「生きている」もののようにも思います。頂いたカリスマを、私はきちんと生きているだろうか、そんな問いが頭を過ります。
また、「すべての人が聖性へと招かれている」という言葉も印象的でした。奉献生活の例を教えて頂きながら、その生活には様々な種類・選択肢があることや、それを知ったうえでの「自分はどういう生き方を選ぶのか」という深遠な問いが心に残りました。自分のカリスマを認め、それを神様から与えられたものとして、人々や共同体のために用いて生きていく…そういった生き方ができますように、祈り、働いていきたいと思いました。この度もありがとうございました。
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キリスト教講座は今年度はこれで終わりましたが、4月以降の予定は、またFacebookにてお知らせいたします。 ... See more